Go Wiki: ChromeOS

はじめに

開発者モードでソースからコンパイルする必要はなく、Chromebrewが提供するバージョンを使用できます。

お使いのChromebookが比較的新しい場合は、ChromeOSに組み込まれたLinux VMを有効にして、開発者モードなしでGoをインストールできます。この機能を有効にするには、以下のGoogleサポート記事の手順に従ってください - https://support.google.com/chromebook/answer/9145439。これはバージョン71.0.3578.127のSamsung Chromebook Plusでテスト済みです。この機能が利用できない場合は、開発者モードを有効にする必要があります。

このチュートリアルでは、Chrome OSにGoをインストール、ビルド、実行する方法を説明します。これは64GB LTE Pixelでのみテストされていますが、他のChromebookでも動作するはずです。開発者モードを有効にすると、Chrome OSが提供するセキュリティ保証が低下することに注意してください。

Go をインストールする

まず、GoダウンロードページからLinux用Goの最新バージョンをダウンロードします。その後、(CTRL+ALT+T)を押してシェルを開き、shellと入力してEnterを押します。次に、以下のコマンドを使用してファイルを解凍します(< Go Linux package >をダウンロードしたファイル名に置き換えてください)。

sudo tar xpvf ~/Downloads/< Go Linux package > -C /usr/local

Goがインストールされたので、/usr/local/go/bin/goと入力してテストできます。正しくインストールされていれば、Goのヘルププロンプトが表示されます。Goがインストールされました。

ワークスペースの作成

簡単にするために、/usr/local/go/workというフォルダを作成します。また、/usr/local/go/work/内にsrcというフォルダを作成します。

PATHの設定

以下を~/.bashrcに追加します。

export GOPATH="/usr/local/go/work"
export PATH="${PATH}:/usr/local/go/bin:${GOPATH}/bin"

これにより、シェルでGoプログラムを実行できるようになります。

動作確認

まず、/usr/local/go/srcフォルダ内にフォルダを作成します。その後、そのフォルダ内にhello.goというファイルを作成し、以下の内容を記述します。

package main

import "fmt"

func main() {
    fmt.Println("Hello, Chrome OS!")
}

次に、go install helloを実行します。その後、${GOPATH}/bin/hello(または上記でGOPATHを設定していれば単にhello)を実行すると、Hello, Chrome OS!と表示されるはずです。


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