Gopls: コマンドラインインターフェース

gopls コマンドは、サーバーの機能の多くを公開する多数のサブコマンドを提供します。ただし、このインターフェースは現在**実験段階**であり、**いつでも変更される可能性があります。** 効率的でも、完全でも、柔軟でも、公式にサポートされているわけでもありません。

その主な用途はデバッグ補助です。例えば、このコマンドは、指定されたファイル/行/列にあるシンボルへの参照の場所を報告します。

$ gopls references ./gopls/main.go:35:8
Log: Loading packages...
Info: Finished loading packages.
/home/gopher/xtools/go/packages/gopackages/main.go:27:7-11
/home/gopher/xtools/gopls/internal/cmd/integration_test.go:1062:7-11
/home/gopher/xtools/gopls/internal/test/integration/bench/bench_test.go:59:8-12
/home/gopher/xtools/gopls/internal/test/integration/regtest.go:140:8-12
/home/gopher/xtools/gopls/main.go:35:7-11

将来については、https://go.dokyumento.jp/issue/63693 を参照してください。

利用可能なコマンドとフラグについては、gopls help を実行して確認してください。

ファイル内の位置は、file.go:line:column の3つの値で指定されます。ここで、行と列は1から始まり、列はUTF-8エンコーディングのバイト数で測定されます。あるいは、ファイル内のUTF-8エンコーディングにおけるバイトオフセット(0から始まる)で位置を指定することもできます。例えば、file.go:#1234 のように指定します。(非ASCIIファイルを扱う場合、エディタがファイル内の位置のオフセットをUTF-16コード、Unicodeコードポイント、または書記素など、異なる測定方法で報告する可能性があることに注意してください)。


このドキュメントのソースファイルは、golang.org/x/tools/gopls/doc の下にあります。