Gopls: 高度なトピック
このドキュメントは、未リリースバージョンをテストしたい、または特別な機能を試したい、上級のgoplsユーザー向けです。
未リリースバージョンのインストール
特定のバージョンのgopls(例えば、プレリリースバージョンをテストするため)を入手するには、以下を実行します。
$ go install golang.org/x/tools/gopls@vX.Y.Z
ここで、vX.Y.Zは目的のバージョンです。
不安定なバージョン
goplsを最新の不安定なバージョンに更新するには、以下のコマンドを使用します。
# Create an empty go.mod file, only for tracking requirements.
cd $(mktemp -d)
go mod init gopls-unstable
# Use 'go get' to add requirements and to ensure they work together.
go get -d golang.org/x/tools/gopls@master golang.org/x/tools@master
go install golang.org/x/tools/gopls
Goソースディストリビューションでの作業
Goプロジェクト自体で作業している場合、goplsが呼び出すgoコマンドは、作業しているソースのバージョンに対応している必要があります。つまり、Goプロジェクトを$HOME/goにチェックアウトしている場合、goコマンドはmake.bashなどでビルドした$HOME/go/bin/go実行可能ファイルである必要があります。
これは、適切なバージョンのgoをPATHに追加する(Unixシステムではexport PATH=$HOME/go/bin:$PATH)か、エディタを設定することで実現できます。
stdとcmdの両方で同時に作業するには、GOROOT/srcにgo.workファイルを追加します。
cd $(go env GOROOT)/src
go work init . cmd
goコマンドはGOROOT/srcの親にあるgo.workファイルを認識しないため(https://go.dokyumento.jp/issue/59429)、GOROOT/srcサブディレクトリ内で作業する必要があることに注意してください。
このドキュメントのソースファイルは、golang.org/x/tools/gopls/doc の下にあります。