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Go Playgroundの紹介

Andrew Gerrand
2010年9月15日

golang.orgを本日訪問すると、新しいデザインに気づくでしょう。サイトに新しいペイントを施し、コンテンツを再編成して見つけやすくしました。これらの変更は、Goのドキュメントツールであるgodocのウェブインターフェースにも反映されています。しかし、本当のニュースは、目立つ新しい機能、Go Playgroundです。

Playgroundでは、ウェブブラウザがあれば誰でもGoコードを書き、それを当社のサーバーで即座にコンパイル、リンク、実行できます。始めるためのいくつかのサンプルプログラム(「Examples」ドロップダウンを参照)があります。これにより、好奇心旺盛なプログラマーがインストールする前に言語を試す機会を得られること、そして経験豊富なGoユーザーが実験するための便利な場所となることを願っています。フロントページ以外にも、この機能はリファレンスやチュートリアル資料をより魅力的なものにする可能性を秘めています。近い将来、その利用を拡大したいと考えています。

もちろん、Playgroundで実行できるプログラムの種類にはいくつかの制限があります。任意のコードを無制限に当社のサーバーで実行させることはできません。プログラムは、縮小された標準ライブラリを持つサンドボックス内でビルドおよび実行されます。プログラムが外部と通信できるのは標準出力経由のみであり、CPUとメモリの使用にも制限があります。したがって、これはGoの素晴らしい世界を「ちょっとだけ」体験するものだと考えてください。完全な体験をするには、ご自身でダウンロードする必要があります。Goを試してみようと思っていたのに、なかなか機会がなかった方は、今すぐgolang.orgを訪れて試してみてはいかがでしょうか?

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