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Pkg.go.dev が新しくなりました!

Julie Qiu
2020年11月10日

pkg.go.dev のローンチ以来、デザインとユーザビリティに関して多くの素晴らしいフィードバックをいただきました。特に、情報が整理されている方法が、サイトをナビゲートするユーザーを混乱させていることが明らかでした。

本日、pkg.go.dev の再設計版を発表できることを嬉しく思います。これにより、より明確で役立つものになることを願っています。このブログ記事では、そのハイライトを紹介します。詳細については、Go issue 41585 を参照してください。

すべてのパスで一貫したランディングページ

主な変更点は、pkg.go.dev/<path> ページがパスというアイデアに基づいて再編成されたことです。パスは、モジュールの特定のバージョン内のディレクトリを表します。これにより、そのディレクトリに何が含まれていようと、すべてのパスページが同じレイアウトになり、一貫して便利で予測可能な体験を提供することを目指しています。

Landing page for cloud.google.com/go/storage
図1. https://pkg.go.dev/cloud.google.com/go/storage のランディングページ。

パスページには、そのパスに README があれば表示されます。以前は、概要タブはモジュールルートに README がある場合にのみ表示されていました。これは、最も重要な情報を前面に出すための多くの変更の1つです。

ドキュメントナビゲーション

ドキュメントセクションに、サイドナビゲーションとともにインデックスが表示されるようになりました。これにより、ドキュメントセクションをナビゲートしながら、パッケージの完全なAPIを見ることができます。また、左側のサイドナビゲーションに、識別子を検索するための新しい「ジャンプ先」入力ボックスが追加されました。

Jump To feature navigating net/http
図2. https://pkg.go.dev/net/http のジャンプ先機能。

ドキュメントセクションの変更の詳細については、Go issue 41587 を参照してください。

メインページのメタデータ

各ページのトップバーに、「imports」や「imported by」の数など、追加のメタデータが表示されるようになりました。バナーには、モジュールの最新のマイナーバージョンとメジャーバージョンに関する情報も表示されます。詳細については、Go issue 41588 を参照してください。

Header metadata for github.com/russross/blackfriday
図3. https://pkg.go.dev/github.com/russross/blackfriday のヘッダーメタデータ。

ビデオウォークスルー

先週の Google Open Source Live でのトーク「レベルアップ:Go パッケージの発見とエディタツール」で、新しいサイト体験のウォークスルーを披露しました。

フィードバック

この更新されたデザインを皆様と共有できることを嬉しく思います。いつものように、サイトの各ページの下部にある「フィードバックを共有」および「問題を報告」リンクから、ご意見をお聞かせください。

このプロジェクトへの貢献にご興味のある方は、pkg.go.dev はオープンソースです!詳細については、貢献ガイドライン を確認してください。

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