The Go Blog

OSCONでのGo

Francesc Campoy
2014年8月20日

はじめに

7月のポートランドでは何が起こるのでしょうか? OSCONです!今年のカンファレンスでは、Goは5つの講演、2つのワークショップ、Birds of a Featherセッション、そしてミートアップと、これまで以上に存在感を示しました。

講演

Matt Stine氏は、Java開発者出身がGoを学ぶと題して、JavaからGoに移行した自身の経験について講演しました。一方、Steve Francia氏は、MongoDBとGoで painless なデータストレージを発表しました。Steve氏はまた、オブジェクト指向プログラマーのためのGoと題した講演も行い、オブジェクト指向の概念をGoでどのように実装できるかを説明しました。

最後に、Josh Bleecher Snyder氏は、ハンマーを持ったGopherたちと題して、Goのソースコードを扱うためのツールを作成した経験について講演し、Francesc Campoy氏は、Go Playgroundの内部と題して、起こりうる問題とGoチームがそれらを防ぐために行ったことについて講演しました。

ワークショップ

OSCONのワークショップ初日には、Steve Francia氏が、Go入門と題して、WebアプリケーションとCLIツールの構築方法を、多くのGopherでいっぱいの大講義室で発表しました。

午後には、Chris McEniry氏が、Goを使ったシステムツールプログラミング入門を行い、Goと標準ライブラリを使ってシステムツールを作成する上で役立つスキルについて解説しました。

追加イベント

OSCON開催中にポートランドに集まったGopherたちとの交流を深めるため、2つの追加イベントを開催しました。それは、初のPDXGolangミートアップと、Birds of a Featherセッションです。

ミートアップでは、Francesc Campoy氏がGoのベストプラクティスについて講演し、Kelsey Hightower氏が、GoogleによってGoで書かれたクラスタ用コンテナ管理システムであるKubernetesの素晴らしい紹介を行いました。ポートランドにお住まいの方は、ぜひグループに参加して、次回のミーティングにご参加ください。

「Birds of a Feather」(あるいは、より適切には「Gophers of a Feather」)は、参加者全員にとって非常に楽しいものでした。来年も、より多くの皆さんにお会いできることを願っています。

結論

OSCONに参加してくれたすべてのGopherの皆さんに感謝します。今年の成功を受けて、OSCON 2015でのGoの更なる盛り上がりに期待しています。

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