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Developer Experienceワーキンググループの紹介

Developer Experienceワーキンググループ
2017年4月10日

ここ数年で、Goのユーザー層は初期の採用者からメインストリームのユーザーへと変化しました。今日、私たちのユーザーは多種多様な背景、経験、期待を持っています。ユーザーのニーズは、Goプロジェクトが現在対応できる速度よりも速く増大しています。Goを初めて使うユーザーの体験を合理化するために、Developer eXperience Working Group (DXWG) を設立しました。

今後3ヶ月間、このグループは協力して以下の改善に取り組みます。

  • Goのインストール体験の改善
  • 新規ユーザーを支援するためのより良いガイドライン
  • ツールと開発環境(エディターやIDE)に関するガイド
  • 摩擦点を体系的に分析し測定するためのユーザー調査の実施
  • Go TourGo Playground の改善

ワーキンググループの副次的な目標は、Goの将来を計画する上でGoコミュニティをどのように巻き込むかをよりよく理解することです。Goチームメンバーがコミュニティメンバーと協力するワーキンググループが、Goのリーダーシップを拡大し、ユーザーのニーズに対応するのに役立つことを期待しています。この経験から学び、改善を繰り返していきます。

ワーキンググループの初期メンバーは以下の通りです: Carmen Andoh、Chris Broadfoot、Francesc Campoy、Jaana Burcu Dogan、Steve Francia、Jess Frazelle、Bill Kennedy、Katrina Owen、Natalie Pistunovich、Mat Ryer、Dmitri Shuralyov。

コードの貢献、ドキュメントの作成、フィードバックや経験(ユーザー事例)の共有、貢献のレビューなど、協力してくれる追加の人材を募集しています。現在の注力分野にご興味のある方は、golang-devexp メーリングリストにご登録ください。

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