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Go App Engine SDK 1.5.5 がリリースされました

Andrew Gerrand
2011年10月11日

本日、Go App Engine SDK のバージョン 1.5.5 をリリースしました。App Engine のダウンロードページからダウンロードできます。

このリリースには、App Engine API の変更と改善が含まれており、サポートする Go ツールチェーンが release.r60.2 (現在の安定リリース) になりました。また、このリリースには、Go ツールチェーンの godocgofmt、および gofix ツールが含まれています。これらは SDK のルートディレクトリにあります。

今回のリリースで行われた変更の一部は後方互換性がないため、SDK の api_version を 3 にインクリメントしました。既存のアプリでは、api_version 3 に移行する際にコードの変更が必要になります。

SDK に同梱されている gofix ツールは、App Engine 固有のモジュールでカスタマイズされています。これを使用して、最新の appengine パッケージと更新された Go 標準ライブラリで動作するように、Go アプリを自動的に更新できます。アプリを更新するには、次を実行します。

/path/to/sdk/gofix /path/to/your/app

SDK には appengine パッケージのソースコードが含まれるようになったため、ローカルの godoc を使用して App Engine API ドキュメントを読むことができます。

/path/to/sdk/godoc appengine/datastore Get

重要な注意: api_version 2 は廃止されました。api_version 2 を使用する Go アプリは、2011年12月16日以降は動作を停止します。それまでに、アプリを api_version 3 を使用するように更新してください。

変更の完全なリストについては、リリースノートを参照してください。新しい SDK についての質問は、Go App Engine ディスカッショングループにお願いします。

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